熱水洗浄OPR工法 【新脱塩法+耐塩害性付与】

亜臨界領域の熱水を使った洗浄方法
車載イメージ
140℃の亜臨界領域の水を使った洗浄方法です。
洗剤・溶剤を使わずに汚れが落ちます。
洗浄後、チタン水溶液(セラミック錯体)を含浸させて 耐候性を付与します。

施工前、施工後

熱水洗浄OPR工法の特徴

亜臨界領域の熱水で洗浄・除塩します
  1. 熱水抽出領域を活用します。

    ヒノキチオールなど薬効成分の抽出や、環境汚染物質の分解などで実用化されています。

  2. 加水分解領域を活用します。

    高圧水は、温度の上昇と共に、イオン積が大幅に増加します。このため、電解質溶媒としてイオン反応(加水分解反応)に好都合な反応場を提供すると共に制御できる溶媒として利用されています。

  3. 熱水の誘電率低下を活用します。

    臨界点近傍では、弱極性溶媒なみの誘電率となり、ベンゼン・ヘキサン等に匹敵する溶解力が期待されます。

今までにない新理論の脱塩法です
  1. 水だけで、落書き・コケ・汚れからコンクリート中の塩分除去まで可能
  2. 蒸気と比べて約1240倍の熱量

    熱水18ccは、蒸気の22400ccの熱量に相当します

  3. 熱水から蒸気への相変化を利用します

    急速な膨張圧力+熱放出で瞬間的に擬似亜臨界反応を誘発

    急速な熱放出と熱膨張率の差で塗膜剥離作用を誘引

  4. 水だけを利用するので環境にやさしい
  5. 蒸気洗浄とnano技術による液体無機材料の含浸による基材保護が可能

熱水洗浄OPR工法の流れ

熱水洗浄工法フロー

熱水洗浄OPR工法で何が出来るのか

トリアージ手法で補修工事の計画化が可能
  1. 緊急性の非常に高いところは、即補強工事
  2. 緊急性の高い順に、まずIET熱水工法で延命処置
  3. その後計画に沿って、順次補修工事
劣化度 処置 目的(期待値)
緊急性 大 緊急工事 ---
緊急性 中 熱水洗浄OPR工法 工事を3~10年後に延ばす
緊急性 小 熱水洗浄OPR工法 工事を10~20年後に伸ばす
新設 ※ 熱水洗浄OPR工法 劣化スピードを抑制

※仮に劣化スピードが1/5になれば20年目の補修は100年後になります。

熱水洗浄は、建築部門で多くの実績があります
  1. 比較的簡便な延命作業で計画的改修が可能(トリアージの導入)
  2. 有機汚染物質は深部までよく落ちる
  3. 表面塩分除去が可能
  4. 再汚染・塩分の再浸透を抑制できる
高圧洗浄 熱水洗浄OPR工法
表面ダメージ
洗浄力 深部に残る 深部まで良好
水溶性汚染 効果○ 効果◎
塩分除去※ 効果○ 効果◎

※建築用のコンクリート

簡便に塩分除去が可能
  1. コンクリート構造物の表面から5~15mmの範囲の塩分濃度を除去、又は半減できる
  2. 表面を粗さない
  高圧洗浄 熱水洗浄OPR工法
浸透深さ 2~10mm 3~15mm ※
誘電率 水と同等 アルコールに近い
≒粘度 標準 より深部で反応
表面ダメージ

※石材により変動

凹凸のある素材に最適
  1. 表面が柔らかく凹凸のある石材・コンクリートに最適です。
  2. 高圧洗浄と比べて、表面へのダメージを抑えて洗浄可能です。
  3. 高圧洗浄と比べて、凹部の深部まで浸透します。

チタン錯体他の含浸による耐塩害性

塩分の再浸透を抑制します
  1. 脱塩と同時に外部からの塩分の再浸透を抑制します。
  2. 耐浸透性を向上させるために含浸材を追加施工できます。
  ナノガードOX-02 ナノガードTC
分類 ※ 珪酸アルカリ化合物
(複合)
その他の系
(セラミック化チタン)
メカニズム 浸透反応型
コンクリート改質剤
浸透反応型
金属薄膜形成剤
機能 吸水防止層形成 塩害耐候性薄膜形成
形成物 非水溶性金属ガラス層 非水溶性金属層

※コンクリートライブラリー119 土木学会 表面保護工法 設計施工指針(案)

含浸・塗布剤の選択について

ナノガードox-02
内部に金属ガラスを形成します。

ナノガードjg-03
石材表面外皮に強化硅酸被膜を形成します。

ナノガードtc
耐酸性雨対策、耐候性付与。

熱水洗浄は、建築部門で多くの実績があります

実例:劣化したアルミパネルのポア(細孔)の洗浄+封孔処理+金属錯体防汚処理


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